2017年06月24~25日 全日本ロードレース選手権 第5戦 in オートポリス

2017年6月29日 13時29分

大分県・オートポリス
2017.06.24-25

ST600
#50   國峰啄磨 
予選:2番手
決勝:優勝
J-GP2クラス
#10   大木崇行 
予選:16番手
決勝:11位

2017 MFJ 全日本ロードレース選手権 第5戦 in 大分県 オートポリス


歯車が噛み合い独走で手に入れたST600初優勝!  

阿蘇の大自然の真っ直中にあるサーキット、大分県・オートポリスで全日本ロードレース選手権第5戦が開催された。

昨年4月に発生した熊本地震で被災したオートポリス。

まだ復興途中のところもあるが、2年振りに開催に漕ぎ着けていた。



T.Pro Innovationからは、ST600クラスに國峰啄磨、J-GP2クラスに大木崇行が参戦した。  

國峰は、3戦連続で4位。

特に前戦では、表彰台が見えていた。

チームとしてもST600クラスに参戦した経験がなかったことから、情報収集を重ね、國峰啄磨というライダーを理解し、前戦辺りから課題が明確になってきていた。



前週に行われた事前テストでは、内容の濃いテストを行え、チームのハード的な部分、國峰のプロライダーとしての意識が高まった状態でオートポリスラウンドを迎えることができていた。  

事前テストの流れを汲みつつレースウイーク初日から手島代表が自ら付きっきりで指導し、ハード面はもちろん、メンタル的な部分もバックアップ。



初日はドライで2本走行があり、國峰は3番手につけたが、大木は、マシンセットに悩んでいた。  

土曜日は、大荒れの天候となった。

雨と霧と言うよりも雲が降りてきてしまいオートポリスは、真っ白な世界となってしまう。

視界不良のためタイムスケジュールは大幅にずれ、ST600クラスもJ-GP2クラスもコースイン直後に赤旗が提示されてしまい、計測できず。

結局中止となり、日曜日の朝に公式予選が行われることになる。  



決勝日は朝方から注意報が出るほど強い雨に見回れたが予選が始まるころに雨は、ほとんど止み、J-GP3クラスからスケジュール通りに行われた。

ウエットコンディションとなった予選では、少しだけ雨よりにセットを振りコースイン。

セッション終盤にどんどんペースを上げて行く國峰は、2番手に上がると、もう1周アタックできればポールポジションも可能かと思われたところで赤旗が提示されセッション終了となってしまう。

それでも決勝に向けては、ドライでもウエットでも問題ないことが分かり自信を深めて行った。  



そしてスタート時刻を迎える。

路面はドライとなったが、空からはポツリポツリと嫌な雨があたるコンディション。

手島代表は國峰に“自分自身との勝負。

自分を信じて集中していけ!”とハッパをかけた。

その言葉に応えるように國峰は、トップを快走して見せた。  



スタートこそ2番手だったが、第1ヘアピンでトップに立つと、周りより1秒以上速いペースで周回。

独走体制を築くと、そのまま13周を走り切りトップでチェッカー! 

2位を8秒以上引き離す圧勝だった。  



J-GP2クラスの大木は、ドライでのセットを詰め切れないまま決勝に臨み、レース後半でペースを上げられずに後退。

それでもしっかりレースを完走し、次につながるデータを残したのだった。


選手より一言


國峰啄磨

今年からST600クラスにスイッチし、開幕戦から3戦連続で4位となっていて、なかなか表彰台に上がることができていませんでした。

前回は、特に表彰台に上がれるレースだったので悔しかったので、今回こそと思っていました。

表彰台に戻って来られて、それが優勝だったので、すごくうれしいです。

T.Pro Innovationに加わらせていただき、いろいろなことを学ばせてもらっています。

ようやく成績で恩返しができましたが、これも通過点だと思っています。

残り2戦でも勝てるように努力して行きます。

応援ありがとうございました!
 

大木崇行

チームもいろいろ考えてくれていて、いい方向には進んできているのですが、その進み具合が少ない状態です。

レースでもスタートは、まずまずで集団で走っていましたが、タイヤが厳しくなると遅れてしまいました。

もっとドライで走り込んでマシンをよくしていきたいですね。

このインターバルを使って問題を解決できるように頑張ります。
 

岩田悟監督

前戦もてぎの結果を踏まえて事前テストに臨み、そこからいい流れでレースウイークに入れていました。

土曜の天気が雨と出ていたので、國峰には負担をかけてしまったのですが、いろいろ確認したいメニューをこなし、セットが進んだことも大きかったと思います。

とにかく課題だったスタートからのペースアップを重視して臨み、その通りの走りをしてくれたので落ち着いて見ていられました。

大木選手は、ドライでの走行が絶対的に足りない状態なので、次戦までのインターバルでマシンをよくしたいところです。
 

手島雄介代表

あれだけ2位を離せるとは思っていませんでしたが勝つことができてよかったです。

國峰には、目指しているところは、ココじゃないんだから、どんな勝ち方をするかが重要だと言っていましたし、チームとしても勝たせたいという気持ちがありました。

何より國峰自身が今までの殻を破って変わろうという気持ちがあったからこそ、今回の優勝につながったと思います。

優勝という報告ができるのも、応援していただいている皆さんのおかげです。

この結果に甘んじることなく精進していきますので、今後ともよろしくお願いいたします
 


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