2020 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第3戦

2020年9月22日 10時08分


2020 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第3戦

SUPERBIKE RACE in KYUSHU

2020年9月
19日(土)公式予選 天候:晴れ コース:ドライ
20日(日)決勝 天候:晴れ コース:ドライ

観客動員数 6200人(2日間合計)


ST600
#1 
小山知良 
予選:3番手(1'53"300)
決勝:優勝

ST1000
#23 
高橋裕紀 
予選:P.P.(1'50"917)
決勝:優勝

 


 

2020 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ



 


 



日本郵便Honda Dream TPが2クラス制覇!



全日本ロードレース選手権第3戦が大分県・オートポリスで行われた。

9月5日(土)・6日(日)に行われる予定であった第2戦岡山が台風10号の影響を受け中止となり、今回のレースは実質第2戦となる。

本来であれば事前テストが予定されていたがコロナ禍によるスケジュールの変更で、やはり中止となっていたこともあり、前週のスポーツ走行に遠征することを決めた。

スポーツ走行は2日間あったが、1日は悪天候で走ることができなかった。



しかし、チームとして初めて1000ccを走らせるシーズンでもあり、新型Honda CBR1000RR-Rをオートポリスで走らせることも初めてとなるため1日だけの走行でも大きな収穫があった。



オートポリスは、雄大な阿蘇の大自然に位置するサーキットと言うこともあり、天候に左右されることが比較的多い。

レースウイークに入っても金曜日は、朝から霧と言うよりも雲の中にいる状態となってしまい走行はキャンセルされてしまい、より前週のスポーツ走行を走ったことの意味が大きくなっていた。



土曜日は朝から爽やかな秋晴れに恵まれた。

金曜の走行が中止になったこともあり、午前中の走行が5分延長されて行われた。

ST1000クラスの高橋裕紀は、セッションをリードし1分51秒643でトップタイム。

公式予選でもセッション開始早々に1分51秒189をマークしリーダーボードのトップに着けると、毎周タイムを刻み、計測5周目に1分50秒917までタイムを縮める。

ただ一人、1分50秒台をマークすることになり、2戦連続のポールポジションを決めていた。



ST600の小山知良は、1発タイムを出すことよりもレースで勝負できるセットを探りながらセッションをこなしていた。

その中でも、しっかりタイムを出し公式予選は、早めにタイムを出し3番手につけフロントロウを確保。

セッション後半は、マシンセットを詰めることに集中していた。



日曜日もオートポリスに青空が広がった。

朝のウォームアップ走行でマシンを確認し、いよいよレースの時刻を迎える。

今回は、先にST600クラスが行われた。



小山は好スタートを見せ、2番手で1コーナーをクリアし、前を行く岡本選手を追う。

レース序盤は、5台がトップグループを形成。

5周目のホームストレートで小山は岡本選手のスリップストリームを使いトップを奪取。

その直後の3コーナーで抜き返されるが、直後の左コーナーでアウトから、かぶせて前に出て行く。

しかし、6周目のホームストレートで岡本選手にかわされ2番手に後退。

岡本選手のペースが速く、後続も離れて来ていたこともあり、小山は、タイヤマネジメントを考え、やや間隔空けて走行を続ける。

そして勝負ポイントを最終ラップの1コーナーに絞り込む。

ラスト2周の上りの後半セクションで小山は、岡本選手のテールをピタリとマーク。

ファイナルラップに突入すると狙い通り1コーナーでレイトブレーキングを敢行し、岡本選手をかわしてトップに浮上する。

小山は、そのままトップの座をキープしチェッカー。うれしい今季1勝目を飾った。





ST1000クラスの高橋も素晴らしいレースを見せた。

好スタートを切りホールショットを奪うと、そのままレースをリード。

序盤、数周は2台がついてきていたが、高橋は、さらにペースを上げ4周目にファステストラップをマーク。

その後もコンスタントに1分51秒台で周回し、後続を引き離す。

そのままトップで14周を走り切り2戦連続でポールtoフィニッシュを決めた。



今回もグランドスタンドには、日本郵便の応援席が設けられ、コロナ禍で制約がある中、現地に多くの方が駆けつけてくれた。

その応援を糧に2人のライダーが2クラス制覇を成し遂げる結果となった。

次戦は、10月17日(土)・18日(日)栃木県・ツインリンクもてぎで開催される。



 

 


 


 


 

小山知良コメント


 

今シーズンは初めてゼッケン1をつけて走っていますが、ようやく勝つことができました。

前戦はマシントラブルで9位になるのが精一杯で悔しい思いをしました。

チャンピオンシップでは厳しいスタートになりましたが1戦1戦勝つことに集中し、今回も自分のストロングポイントを作り、ブレーキングに特化した車体に仕上げました。

最終ラップは狙い通りに1コーナーで前に出ることができたので、後は抑えきる自信がありました。

日本郵便応援席の声援は力になりました。

本当にありがとうございます。この調子で残り2戦も戦っていきたいと思っています!

 

高橋裕紀コメント


 

今回勝つことができたのは、前週のスポーツ走行を走る決断をしてくれたチームのおかげです。

事前テストはなく、金曜日の走行が悪天候で中止となり、限られた時間の中でいかに、うまく走るかという状況でしたが、少しでも事前に走っていることができたのは、アドバンテージになっていたと思います。

レースは、独走でしたが、決して楽に走っていたわけではなく、ベストを尽くした結果です。

残り2戦でもいい走りをして全戦全勝を目指します。

今回も多くの応援ありがとうございました!

 

手島雄介代表コメント


 

W優勝を獲得できました!

ライダーはじめ、スタッフ、日本郵便の皆様、ホンダの皆様、ご支援頂いてるスポンサー様、関係者の皆様の努力がW優勝という形で無事に終えられたことに感謝申し上げますと共に、おめでとうございます!

今回の九州大会は今期の最大目標である、2連覇2階級制覇の具現化への1歩を感じれた大会となりました。

開幕戦に続き日本郵便応援団の皆様はじめ、とても多くのご声援を頂き有難う御座いました!

これからも結果が後押しになるプロジェクトを邁進していきます。

引き続き宜しくお願い致します。