日本郵便中国支社様での安全講話を実施

2024年9月25日。
この日、ティー・プロ・イノベーションは、日本郵便中国支社様へ安全講話に向かった。
9月29日に行われる、MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第7戦の岡山大会前に、中国支社様からご依頼をいただき、スタッフ、ライダーと共に訪問させていただきました。
普段、こうした安全講話にチームの全ライダーが参加することは少ないが、今回は5人全員の予定が合ったことで、中国支社の社員様たちも大変喜んでいただけました。
また中国支社の社員様はオートバイレースを好きな方が多く、ライダー、スタッフ共に熱烈な歓迎をしてくださいました。
そして、忙しい平日にもかかわらず、100人以上の社員様が集まっていただき、安全講話に耳を傾けてくれました。

配達員の皆様もライダーも同じ!

この安全講話は、株式会社ティー・プロ・イノベーションの代表取締役である手島雄介が、ライダーであった頃の経験を踏まえ、安全に対する意識をつけていただくことを目的とした講話となっています。
日本郵便様も、弊社と同じくオートバイを使った仕事をしている会社であり、ライダーが無事に帰ってくることと、配達員の皆様が無事に帰ってくることは同じであることから安全に対する共通の話題が多い。
レースの世界では、無理をしてでもタイムを縮めてトップを狙わなくてはいけないと思われる方も多いですが、個々の選手はギリギリの所で安全マージンを取って走っている。
一般道で歩行者や対向車があるように、レースも1人で走っているわけではない。
集団の中で無理をすれば、他人を巻き込んだ大きな事故になってしまう可能性が高くなるもの。
だからこそ、ライダーは自分だけでなく相手のことも考えながら走っている。
オートバイに乗るなら最低限の安全装備は必要不可欠です。
手島社長はスライドを見せながら、参加者が飽きないよう笑いを入れつつ話しは進みます。

ST600クラスの小山知良選手も登壇

今回はST600クラスの小山知良選手も登壇しマイクを握る場面があった。
小山選手は、今年の菅生大会で他車との接触から大きなクラッシュをしてしまった。
200キロ以上のスピードで転倒した小山選手は、本気で死ぬかと思ったと言うほどの事故になってしまう。
この時、右膝の十字靭帯が切れ、その怪我が癒えぬまま後半戦に挑んでいた。
そんな小山選手がクラッシュした時に着用していたレーシングスーツも会場に展示され、参加してくれた皆様に実際に触ってもらい、衝撃の大きさを体感してもらった。
このレーシングスーツがあったお陰で今があると小山選手は言う。
同じオートバイに乗る仕事であることから、ヘルメットやグローブなど、最低限の安全装備は必要不可欠です。
仕事中だけでなく普段バイクに乗る機会がある人も、軽装で運転しないでほしいと語っていた。

中国支社様から心のこもった応援フラッグの贈呈

また今回、中国支社様から心のこもった応援フラッグをいただき、ライダー、スタッフともに、本当に温かい講話となった。
社員の皆様はお忙しい中真剣に講話を聴いていただき、またライダーに向けて熱い声援もいただきました。
この声援のお陰もあり、岡山大会では、J-GP3クラスの若松怜選手が優勝することができました。
講話の最後は、ライダー全員からサインのお礼をさせていただき、喜んでくれた社員様のお顔かとても印象的でした。
日本郵便様は弊社のメインスポンサー様です。
だから安全講話に行っているのではなく、多方面の会社様からも講話のご依頼をいただいています。
ティー・プロ・イノベーションが掲げる事故ゼロの考えを少しでも多くの方に知ってもらい、日本から1件でも悲しい事故を減らせるよう活動を続けています。
今回の安全講話で、何か1つでも社員様の心に残ったなら大変嬉しく思います。







作成者:杉浦央晃